私にとってのジャニーズ

私がジャニーズ事務所という存在を初めて知ったのはいつだろうかと、時々思い返すことがある。しかし、その答えにきちんとたどり着けたことは今のところ無いのが現状だ。
幼い頃から、テレビを見ることが好きであった。バラエティーからドラマ、アニメ、ニュース。幅広いジャンルを見ることは20代を迎えたいまでも変わらない。そんな中で、どんなジャンルの番組を見ても必ずと言っていいほどいるタレントがいる。それが、ジャニーズ事務所のタレント(ジャニタレ)である。
歌番組はもちろん、ドラマからCM、映画、バラエティー、情報番組まで多岐にわたって出演している。
そのような状況なら、初めてジャニーズを知ったのはいつかという文頭の疑問は解けなくて当然であるに違いない。
その存在は、自分が生まれる前から世の中に浸透し、当たり前のように見てきたのだから。

ではなぜ、私はジャニーズのタレントのファンになったのだろうか。世の中には、スポーツファン、アニメオタク、鉄道オタク…etc などの様々なファンの形がある。
そんな無限にある夢中になるもの中から、私はジャニーズの、嵐とV6のファンになったのである。

嵐を好きになったのは2008年、結成デビュー9年目の年。24時間テレビで、『one love』を歌っているのを見て興味を持った。

V6はまだ初心者で、一昨年のことである。VS嵐にV6が出演したのを見てから気になり始め、Twitterで動画をあさって見ている頃にはもう夢中になっていった。

ここまで長々とジャニーズについて、そして私のことまで書いてきたが一体私にとってジャニーズとはどんな存在なのか。

これはもう、一言に尽きる。
それは、『生きて行くために必要な力の源』だ。正直、ジャニーズのファンをしていない人からすれば理解しがたいものであろう。それは言い過ぎだ、そう感じる人も少なくないはずである。だが本来アイドルとは、ファンがいるからこそ成立するものであり、ファンも、彼らがいるから生きがいを感じる場合もある。ここまで需要と供給がきれいに天秤にかかる状況は他にあるだろうか。
勉強、仕事、日常生活。あらゆる場面で困難にぶつかることが多々ある。その都度、彼らから元気を、やる気を、喜びをもらい、助けられているのは確かだ。自らお金をかけてその気持ちを手に入れるのは、端からみれば必要のないものだと思われるかもしれない。だが、それはいずれ自分のバイブルになる。いわば自己投資なのだ。
だから私は、これからも挫けそうになる自分の心を前向きにしてくれる彼らを、応援していきたいと思う。